「イエス」なのか?「ノー」なのか? 世の中は「伝え方が9割」である。

こんにちは! 空くーかい海@kuukai13です。

新年一発目の書評は「伝え方が9割」っていう本。

最近良くみる「〜が9割」本、この本の作者コピーライターの佐々木圭一さんが、
僕が毎週かかさずみているサッカー番組「FOOT×BRAIN」に出演していたのですが、サッカーとコミュニケーションの関わりあいの話がとても興味深く、
そして伝える技術と文書力はつながるかなぁ〜とも思ったので読んでみました。

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「伝え方が9割」言葉には技術がある

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今回の「伝え方が9割」って本。
実は図書館から借りてきたもの。
お金を払って買おうと思っていたので、ちょっとラッキーでした。
よくよく考えるみると図書館って穴場かもしれませんよ。

「ノー」を「イエス」に変える技術

この本は基本的に言葉の力で
「ノー」を「イエス」に変える技術を学びましょうという本です。

誰かになにかをお願いするときに、
仮に「40%」の成功率を「70%」に引きあげるのではないか?
そのためには「共通した技術がある」という実践本。

例えばお店にあるトイレでこんな標識があったらどうでしょう?
(実際よく見ますよね?)

「タバコは吸わないでください」

そして

「煙感知器が反応するのでタバコは吸わないでください」

2つ目の言葉のほうが効果があると思いませんか?

これは「嫌いなこと回避」といいます。

まず「タバコを吸わないでください」って言葉は店のメリットでしかない。これでは効果はあまりない。
煙感知器が反応するのでタバコを〜」って言葉は
煙感知器が反応して音が鳴るという相手の嫌いな言葉をつくり、お店のお願いを聞くことが(タバコを吸わないこと)が相手のメリットに変わった」からです。

相手にお願いを聞いてもらうにはどうしたらいいのか?
どうしたら、相手に正確に物事を伝え、動いてもらえるか?
かなり具体的に方法で書いています。

「強いコトバ」を武器にしよう!

Words Cloud 02/01-08/02 2009
Words Cloud 02/01-08/02 2009 / GRwitters

強いコトバとは、心が揺さぶられるコトバです。ぐっときたり、じわっときたり、無視しておけないコトバです。

これからはどんどん個人が発信していく時代。
他の人と同じようなこと言っていては情報の波に飲まれ、
あれよあれよと流されていく運命にあります。

そこで「強いコトバ」をつくる技術があれば、
自分の言葉が変わり、性格や行動、
更には物事に対する姿勢も変わる可能性だってあるんです。

「強いコトバ」をつくりたい。
その方法を知らない人はどんな言葉が出てくるんでしょうか?
多分主義や主張も支離滅裂で、周りからしてみたら、
この人なにいってんだろう?」ってことにもなりかねません。

そんなとき「強いコトバ」をつくる技術があれば
その方法をもし自分が知っていれば、周りからの印象も変わるのではないか。

例えば嫁に

「◯◯のつくったハンバーグは旨いね」

「あそこの洋食屋のハンバーグが不味く感じるほど、◯◯のつくったハンバーグは旨いね」

っていう言葉。 どちらが料理の作り手は喜ぶのでしょうか?
多分2番目のほうですよね。

これは「不味く」っていう言葉の反対の言葉「旨いね」って言葉を伝える
ギャップ法と言います。
このように強い言葉をつくる技術がその他にパターン化もされているのです。

頭のなかで思った感情をただ口にするだけではなく
一度感情を噛み砕き、その言葉「強い言葉」に技術を乗せて伝えることが可能になると、
それだけで、人に喜びを指数をあげることができるのです。

練習も必要です。

この伝える言葉 多分全くできない人はある程度の練習が必要です。
ある程度のパターンをつくり、話すパターンを変えてみたり、
違うニュアンスで話してみたり、ある程度の訓練も必要になってます。

ただ注意してほしいことがひとつ。
人を騙すとか操るって感覚で「伝える言葉」をマスターしても、
すぐにその浅はか技術は相手にバレます絶対に(手練は抜きにして)

人を動かすのは、ルールではない。感動だ

筆者の佐々木さんの言葉です。

やはり相手に動いて欲しいと願うのならば、
まず自分から動くこと
矛盾してるのかもしれませんが、相手の感情を動かしたいと本気で思っているのならば、
技術プラス自分の本当に思っている感情を伝えることができれば、
きっと伝わってくれると思います。

まとめ

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あまり口下手じゃないので、伝える力は苦手ではありません。
僕はどちらかと言うと「文章が伝えられなくて悩んでいる」側の人間なので、
文章で伝える方法を考えながらこちらの方でも勉強になりました。

ただこの本を参考にしていろいろな言い回しで、
コミュニケーションとってみるのも、いいかと思います。
実践してみると案外おもしろい反応があったりするかもしれないですしね。

言葉の重要性をもう一度勉強することが
できて、さらには文章力向上にもつながれば最高ですね。

ではまたー


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