huluで「八日目の蝉」をみる。何度でも何度みても泣けるそして感動する。

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何度見ても泣ける映画ってみなさんはどのぐらいありますか?

huluをチェックしていると
なんと「八日目の蝉」が配信されていました。

2011年に上映された「八日目の蝉」
僕はこの年にDVDをレンタルで見た。

そしてびっくりするほど泣いた。

「また改めて観たい」と思っていたタイミングでの配信だったのでもう一度観てみました、

その結果案の定号泣しましたー。

ではレビューにいってみよー。

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八日目の蝉とはどんな映画なのか?どんな意味なのか?

今回はhuluでの鑑賞だがDVDやBlu-rayも、
もちろん発売されている。

映画の説明

映画の内容をざっくりと説明する。
ここはAmazonから引用させてもらう。

直木賞作家・角田光代のベストセラー小説、衝撃の映画化!

不倫相手の子供を誘拐し4年間育てた女と、
誘拐犯に育てられた女。
なぜ、誘拐したのか?
なぜ、私だったのか?

女として生まれたことの痛ましいまでの哀しみと、それを生き抜く強さを描く、衝撃の人間ドラマ。

タイトル 八日目の蝉
キャスト 井上真央 永作博美 小池栄子
脚本 角田光代
内容 人間ドラマ
放映時間 147分

八日目の蝉を見た感想は?

何度見ても泣ける映画でした。
「永作博美」恐るべし。
圧倒的な存在感と完璧な演技。
その複雑な役柄をセリフや表情で見ている僕を魅了してしまった。

そして構成からストーリー性
見終わったあとに残るなんとも言えないもどかしさ。
細部に至るまでほぼほぼ満点です。

普段は日本映画を見てそこまで感動しないほうなのだが、この作品は誰がなんと言おうと別格です。

誘拐犯の野々宮希和子(永作博美)と誘拐された女の子 秋山恵理菜(成人=井上真央)そして野々宮希和子が名付けた野々宮薫(子役=渡邉このみ)
※恵理奈と薫は同一人物です。

誘拐という犯罪を犯しながらも、
逃げ続けながら、少しづつ深まってくる「 愛 」
深まれば深まるほど結末は残酷になる。

ですがなぜだろうか。
不思議と永作博美が演じる野々宮希和子に感情移入をしていってしまうんですよね。

母親の皆さんからみても、息子がいる僕から見ても
はっきりいって狂っているとしかいえない行動の連続。

感情移入してしまう理由には、
永作博美が演じた野々宮希和子の演技力が
あったからなんですよね。

八日目の蝉の心に残ったシーンは?

心に残ったシーンはたくさんある。

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「日本の棚田百選」の一つ、小豆島でのシーン。
「灯せ、灯せ」と声をかけながら、火手(竹のたいまつ)を持って棚田のあぜ道を歩く「虫送り」

その情景がとても美しくまたこの映画を通して、
1番心をホッとさせるシーンでした。

「もうこのまま二人で暮らさせたほうがいいんじゃないか?」

「時間が解決してくれるんじゃないか?」
と本気で思ってしまった。

それぐらい心がほっこりとする、
シーンの連続だった。

消耗しきっていた親子が初めてみつけた「心の故郷」のような安心できる場所をだったんだと思います。

写真館での出来事

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僕が泣きじゃくってしまったシーン。

野々宮希和子が薫に「 ありがとう 」との言葉。

胸のあたりで手をひらをまるく包んで、薫にそっと渡す。
ですが、なにをもらったかわからない薫。

そして「ママのもっているもの全部あげるから持っていって」って言葉

実際にはなにも渡していないその手のひらには薫に対しての感謝。
親子として4年間という歳月を過ごさせてもらったことへの感謝。

もうこの先は一緒にいることはできない。
だからこそもうその心の全てを薫に託したんでしょうね。

すべて覚悟した上での行動だったのでしょうね。

ここから先クライマックスに向かっていく瞬間まで泣きっぱなし。

あー泣きっぱなし。

やがて大人になった恵理奈はその写真館に訪れる。

そして野々宮希和子と誘拐された秋山恵理菜が
刹那に交わる。
その交わりかたが切なすぎる。

秋山恵理菜と野々宮薫が回想とともに交差して
やがて恵理奈が自分探しの旅の終点に辿り着く。

このときの恵理奈の感情の奥にある本心を
僕は最後に幸せな気持ちになった。

あーーー涙がとまらん。

世の中の男性諸君へ

ただいま絶賛不倫中の男性には
シャレにならない内容に仕上がっています。

ほとんどの人が事件に至っていないだけです。

人の愛はやがて憎しみへと変わり、予想外の行動をさせてしまう。

不倫というのはその男女の温度差からおかしくなり、
不幸になる人が連鎖のように広がりを見せていくのではないのか?

大事に至る前に、周りの人間を不幸にする前に
今すぐにやめるべき。

女性のみなさん。「嫁にはしっかり言うから!」「君と結婚するから!」
っていう男は信用してはいけませんよ!

そして男性諸君そんな無責任なセリフをいうぐらいなら
「嫁も子供もいるけど、絶対離婚するつもりもないけどさせてくれ!」
ぐらいいったほうがまだ清々しいわ!

親子とはなにか?

親子とはなんだろう?
本当にそう考えさせられる作品だった。

「4年間」という決して短くない時間の中で、
野々宮希和子と野々宮薫が魅せてくれた
状況を考えると凄まじく、歪んでいるが確かにあった存在していた。

「本当の愛」というものを、教わった2時間だった。

まとめます

八日目の蝉を見ながらこのブログを書いていました。

2度目ですがやはり「ながら」で語れる映画ではなかったです。

こんな稚拙な文章で申し訳ございません。
もっと上手く表現できたらいいのにな。

ただ言えるのは少しでも多くの人に見てもらいたい作品でした。

原作もあり、映画も、テレビドラマも放送している。
民法で映画の再放送?もあったはずです。
ですがこの作品を改めてたくさんの人に見て欲しい。
そう思わせることができる僕にとっては数少ない作品でした。

huluの宣伝で書いたつもりが、
この作品のリスペクトが強すぎてヤバイ!

いつもはさらっと
「どうぞよろしければ見てください」ってところですが。。

「見てない人絶対見て損はないよ!!!」

では!

あと八日目の蝉とはなぜこんなタイトルになったのでしょう。

ほかのどの蝉も七日で死んでじゃうんだったら,べつにかなしくないかって。だってみんな同じだもん。なんでこんなに早く死ななきゃいけないんだって疑うこともないんじゃない。でも,もし,七日で死ぬって決まっているのに死ななかった蝉がいたとしたら,仲間はみんな死んじゃったのに自分だけ生き残っちゃたとしたら […] そのほうがかなしいよね

八日目に残ってしまった蝉はやはり野々宮希和子だったのかなぁ。
この残ってしまった1日こそが子供を産むことができなかった
野々宮希和子と薫の幸せな日々だったのかなぁ〜。
あーあ。 おしまい。

こんな突発的にみたくなるHuluはやっぱりオススメですよ!
そのかわり勉強や作業ははかどりませんけどねww


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