ジョニーデップがギャング・マフィア映画に?ブラックスキャンダルの感想

ジョニーデップがマフィア映画に?

ベビーフェイスなジョニーデップが、マフィア映画のボスを演じる映画「ブラックスキャンダル」を借りてみました(プライムビデオで)

私個人にもジョニーデップの作品はほとんど全部観ていて、ほとんどの作品が好きなのですが、あまり記憶がない「ギャング・マフィア映画」一体どんな演技を見せてくれるのでしょうか。

また、マフィア映画という残虐性のありそうな映画にハマることができるのか。

私も「ゴッドファーザー」や「アンタッチャブル」など、
ギャング・マフィア抗争の作品は大好きなので、Amazonプライムビデオにて399円でレンタルできるので借りてみました。

 

 

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ブラック・スキャンダルのレビュー

ブラック・スキャンダルの紹介

まずは、Amazonにて、商品の特徴を紹介しましょー。

1975年、サウスボストンでアメリカの正義の根幹を揺るがす史上最悪の汚職事件が起きた。マフィア浄化に取り組むFBI捜査官のコノリーは、イタリア系マフィアと抗争を繰り広げるギャングのボス、バルジャ―に敵の情報を売るよう話を持ちかける。FBIと密約を交わし、情報屋の立場を悪用して敵対する組織を壊滅に追いやるバルジャ―。出世欲の強いコノリーと名声を望む政治家のビリーもまた、彼と手を組み権力の座を駆け上がっていく…。

ブラック・スキャンダルを見たあとの率直な感想

割りと楽しむことができました。

ジェームズ・ホワイト・バルジャーを演じたジョニーデップの特殊メイクが斬新過ぎでした。

バルジャーがFBIと手を組んでボストンのマフィアを壊滅に追い込んでいき、そこで、力を手に入れたバルジャーが少しづつ凶暴になっていく様相は迫力がありました。

また、FBI捜査官であるジョンコノリー演じた、ジョエル・エドガートンが、
マフィアを壊滅させるため、小さい頃からの幼馴染であるバルジャー兄弟と手を組んでいくのですが、
最初は確かに持っていたその正義の志もいつの日か、なくなってしまい出世欲の塊となって堕ちていったのです。

やはり、人間は一度大きな力を持ってしまうと、
制御が効かなくなり、暴走していく生き物なんだなーってつくづく思いました。

ブラック・スキャンダルを見て心に残ったシーン(ネタバレアリ)

これはネタバレになってしまうが、
バルジャーと共に、変わっていってしまうFBI捜査官であるジョエル・エドガートンが、
最後までバルジャーを裏切らなかったこと。

バルジャーの仲間たちですら、バルジャーの凶暴ぶりに呆れ、
また自らの罪を軽減させるために裏切っていくのですが、
もっとも裏切りそうな雰囲気がプンプン漂っていたジョエル・エドガートンは一切黙っていたとのこと。
※その結果、40年という長期服役が命じられます。

やはりそれだけ小さい頃からバルジャーに世話になったという、
絆、悪い意味では洗脳のようなものがジョエル・エドガートンにはあったのでしょう。

ブラックスキャンダルの総括

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ちょっと気になったところとしては、わざわざジョニーデップでも良くなくない?
ジョニーデップはどうしても顔が格好良いので残虐性がイマイチ伝わらないんですよね。

また、本作がワールドプレミアなとなった第72回ベネチア映画祭で、
史上最高の演技と評する声も多かったと書いてありましたが、
やっぱりジョニーデップは若かりし頃、「フェイク」のような若さがあったころの方が個人的には好きでした。

まあ、おっさんとしては今回のバルジャーもアル・パチーノがやったらもう少しハマるのでは?と思ってしまうんですけどね。

でも、ジョニーデップの俳優としての幅が広がったという意味では、
転機の作品になるかもしれないですけどね。

笑いなし、ジョークなし残虐性ばっかりが目立ちますが、まずは観てみましょう!


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